6月、おいちゃん(母の弟)から「おばちゃん(おいちゃんの奥さん)が入院した」と連絡があった。
そして8月、久しぶりにおいちゃんから着信あり。
ドキドキしながら電話に出たら
「おばちゃんが退院した」
という報告。
介護するおいちゃんは92歳で、おばちゃん(90歳)は認知症が出始めているので、どこかの施設に入ったものだと思っていたら
「おばちゃん、うちにいる」
と!!!
「えっ、おいちゃんがおばちゃんの面倒をみているの?」
びっくりして聞いたら
「うん、おいちゃんが世話焼いてるだ。ミホさー、今度さー、こっちにいつ来る?」
と、今までおいちゃんから「また来いやー」とか確定してない大雑把な誘いはあったけれど
「いつ来る?」
という断定的な誘いはなかったので、「おいちゃん、困ってる??」と勝手に想像。
しかし、この時は我が家(というか私の気持ち)もおいちゃんのことまで頭が回らなくて
事情を話して、日にちを決められず。
しかし、おいちゃんの「今度、いつ来る?」がずっと頭に残ってたのも事実。
それから時も流れて、こちらの状況も落ち着いてきたので
先日の日曜日
「おいちゃん、元気?今度、そっちに行こうと思うけど…」
と、連絡したらまさかの返答!
「あのさー、おばちゃん、また、入院しただよ!」
というではないか。
数日前に、今度は内蔵的なことで入院したおばちゃん。
ここは”すぐに、おいちゃんとこに行ったほうがいいな”と思って
「明日、私たち(夫婦)、そっちに行くわ」
ということで…電話した次の日の月曜日

下諏訪に行ってきた。

「3時までに来て欲しいから午前中に来て」
というので、名古屋を朝早くに出た私たち
駒ヶ岳SAで休憩して
11時ごろおいちゃんちに到着、家の中に入ってびっくりした。
「家の中が片付いてる!」
そう、行くたびにおいちゃんちがモノで溢れてて、ゴ◯屋敷になりつつある…と気になっていた私(と夫)。
それが

床にモノがない!
これは、歩行器を使うようになったおばちゃんが動きやすいように片付けたかもしれないが、ダイニングテーブルの上も、モノがなくなってる!
「おいちゃん、片付けた?前よりモノが少なくなってる」
と正直に聞いたら
「うん、片付けた。おばちゃんがどんどんモノを頼むから、大変なことになってて」
と、ゴ◯屋敷まっしぐらは、おばちゃんの買い物か!(認知症がそうさせてたかも)
なので、おいちゃんが困ってた
・定期配送のキャンセル
・賞味期限切れのお菓子の破棄
など、私たちが出来る範囲で片付けてきた。
*おいちゃんは捨てられる人
おいちゃんに会ったのは、この時以来…松本の井上百貨店閉店の日
しかし、この時よりかなり痩せてて、食の細いおいちゃんはご飯を食べていないのではないか。
「おいちゃん、ちゃんと食べてる?」
と聞いたら「食べてる」と言ってたけど

ふと、おいちゃんの肩を触ったら

ガリガリ!
それでも血糖値の数値が下がったり、行きつけの病院から
「もう来なくてもいい健康状態ですよー」
と言われ、薬の量も減ってたから、少しは安心したけど…
おいちゃん、このあとはおばちゃんが入院している病院へ。(日曜日以外毎日行ってて、洗濯物を交換してるらしい)
私たちは、下諏訪から松本へ移動。

松本市役所の出張所に用事があったので

久しぶりに実家があった場所へ。

用事を済ませ、両親のお墓参りをして名古屋に戻ってきた。
この日の松本はとっても暑くて、午前中はこのコーデで良かったが

お昼過ぎは、日差しも刺すように暑くて、カーディガンを脱ぎたかったが、脱ぐとキャミソールなのでグッと我慢。
それでも、帰りの恵那SAで、松本で買ったおやつを食べた4時過ぎは

風が冷たくて、もう一枚羽織りたかった。
さて。
9人いた母のきょうだいで健在なのは、92歳のおいちゃんだけ。
でも、最近こう思うようになった

「今回が、おいちゃんと会えるのは最後かもしれない」
と。

92歳が90歳を介護しているわけだが、地元にいる従姉妹を中心に、おいちゃんは周りの人からかなり助けてもらっていて、この日もご近所の友達が
「野菜とお花、持ってきた」
と玄関に顔を出してくれていた。
おいちゃんの人柄なのか、その辺り(社会的孤立とか)は心配はないが、とにかく、老人の健康状態はジェットコースター!
今度、私がおいちゃんのところに行くのは…春かなー。
さむ〜い信州の冬を乗り越えて「おいちゃん、またね✋」って、笑顔で会えることを祈る🙏
別館ゆるみほ 
